通関士の資格

3科目70%正解する力があれば、ラクラク合格できます

難易度の次は、試験科目を具体的に検証してみましょう。
試験がどのような構造なのかを理解することから、通関士の試験準備は始まります。

通関士の試験は3科目

通関士試験は、「通関業法」「関税法等」「通関実務」の3科目で成り立っています。
(1)通関業法(20問)
⇒通関業者の業務の規制や、通関士の設置義務などについて定めた法律です。
(2)関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法(全30問)
⇒関税法、関税定率法、関税暫定措置法、NACCS特例法、外国為替、外国貿易法、ATA条約の実施に伴う特例法などが出題範囲です。
(3)通関書類の作成要領その他通関手続きの実務(輸出申告書(1問)、(輸入申告書(1問)、(その他の実務(15問)
⇒一般に「通関実務」と呼ばれており通関書類と通関手続きについて、実務と同じやり方で作成する試験です。

合格基準:上記3科目(5項目)のすべてで満点の60%以上を得点すると合格になります。

合格のポイントは満点を狙わない勉強法にあります。

通関士の試験は、合格基準が60点%以上にほぼ固定された絶対値の試験です(年度により多少の調整はあるようです)。1科目でも60点%以下の得点科目があると足切りされてしまいますので、それには十分注意の必要がありますが、合格には決して高い得点は必要ではありません。

逆の言い方をすれば、3科目ともにコンスタントに70%以上を得点できる勉強法が、安全で、かつ合格という目的を達成しやすいということです。

しかし「満遍なく70%を正解する」というのは、言うのは簡単ですが、実際には大変だということが勉強を始めてみるとわかります。

初学者の方ですと、試験の全体像がわかっておりませんので、どこが重要(毎回繰り返し出題されるポイント)で、どこは切り捨ててもいい30%の範囲なのか、把握するのが大変だからです。

そもそも「切り捨てていい」部分について、「切り捨てる勇気を持つこと」、そのことがすでに大変だと思います。

とはいっても、どうやったら効率よく全科目60%以上の合格ラインを超えていけるのか。
いまの段階ではその方法はおわかりにはならないでしょう。
まずは難しく考えないで、今の段階では満点を狙わない勉強をするということを頭に入れておいて下さい。

尚、通関士の勉強をする際は、必ず関税法からはじめて下さい。関税法は、貿易の輸出入についての基礎が凝縮された法律です。この法律を最初に理解すると、通関で規定されていることの全体像が見えてくるようになります。

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